今回はパティシエが使っている、「Jupe」という材料をご紹介します。
どう言った材料かというと、形状は少し粘り気のあるペースト状で全体量の3%~5%混ぜ込むだけで、焼き菓子、生菓子、冷菓(アイス)、パンなどに味(フレーバー)を加えられる。というもの。
という会社が販売しています。
特徴は、とにかくフレーバーの種類が豊富ということ。
苺やマンゴーなどの王道フルーツからスイカやヴァンムスー(シャンパン)などのマニアックな変わり種など、次々と新作が登場するため、はっきりとした数字はわかりませんが、30種類以上はあると思います。
3~5%って何を基準に決めればいいの?

ナリヅカコーポレーションの公式サイトにも書いてありますが、全体量の3%〜5%加えるって、全体量が1kgだと30g〜50gと20gも変わってきます。この辺りの大まかな基準について参考程度に書きたいと思います。
あくまで個人的な意見ですが、私が今回ご紹介する初心者向けの使い方では、基本的には5%で良いかと思います。
減らす時というのは、例えばフレッシュのイチゴを使ってムースを作ったけど、苺の風味をもう少ししっかり出したい!(フレッシュのフルーツは味に個体差があり安定しないため)という時に補助的な役割で使う時は1%〜を加えて、味や風味を調整してあげたりします。
フルーツピューレを使ったゼリーなどでは加熱した段階で風味が落ちてしまう場合があるため、それを補うためにJupeを10%ほど加えることもあります。
もちろんそれぞれのレシピやフレーバーによって加える量というのは変わってくるのですが、初めは5%加える方法で作ってみて、次回から量を調整してみるという方法が良いかもしれません。
注意として、バニラシードペーストのみ全体量の0.2〜0.4%、多くても1%以下の使用量になります。
これに関してはバニラエッセンスと同じような使い方で良いかと思います。エッセンスとの違いは、バニラの種が入っていることです。この種入りのエッセンスというのは珍しく、より本格的なお菓子に仕上がります。少量でしっかり風味がつくので私は感覚的に使用しています。
私はカスタードクリーム総量1.5kgを作る時には、小指の爪の半分ぐらい入れていますが、かなりアバウトです。
慣れないうちは計量した方が確実ですが、おそらく微量になるので感覚的で良いです。よほど入れすぎない限り不味くなるということはないと思います。
初心者向けの使い方
3%〜5%混ぜるだけと言われても、初心者の方はいつ、どのタイミングで入れるの?と疑問に思われるかもしれません。
結論からいうと、綺麗に混ざればどのタイミングでも大丈夫です。
最もわかりやすく簡単なのは、レシピに液体が含まれている場合、その液体と一緒に混ぜる方法です。
加熱前でも後でも大丈夫です。私も牛乳や卵に混ぜ込んで使っています。
ナリヅカコーポレーションに基本レシピが掲載されていたのでこちらを参考にしてみても良いかもしれません⬇︎
ただこの公式サイトのレシピ、パティシエの私でも知らない材料が使われていたりするので、少し難しいかもしれません。
私もパティシエですが、家庭用で作るレシピというのは、あまり詳しくないのでクックパッドで勉強しています。ここにきてクックパッド?と思われるかもしれませんが、家庭用のレシピや作り方は実際に家庭で作っている方を参考にするのが確実なので。。。
初心者用のお菓子のレシピがあればあとは好きなフレーバーの「Jupe」を混ぜるだけなので、レシピ本が1冊あれば良いですね。
おすすめのレシピ本はこちら⬇︎家庭で簡単に作れるお菓子がたくさん載っています。
値段や保存方法は?
気になるお値段ですが、ほとんどのフレーバーが1kg4000円以上します。
高ぇよ!
と思われた思いますが、Jupeは賞味期限が長いのも特徴で、ほとんどのフレーバーが賞味期限365日となっています。
さらにご家庭でこのJupeを使う場合、1kgあれば相当な量のお菓子を作ることができます。
単純にお菓子全体の5%に加える場合Jupeが1kgあると20kgのお菓子に使える計算。そう考えるとお得ですね。
保存方法ですが、開封したら冷蔵庫で保存します。入れ物が専用のスパウト袋という袋を使っていて、簡単に開閉することができます。しっかりと蓋をすれば漏れることはほとんどありません。
以上パティシエがおオススメする魔法の素材「Jupe」についてご紹介しました。
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