カンボジアとタイ。隣同士の両国はセットで観光する方も多いと思います。観光の際の移動手段として安価で利用できる手段にバスがあります。
飛行機よりも時間はかかりますが、安価かつ夜行バスであれば宿泊費を1日分節約できるので、利用する方も多いと思います。
私たちもカンボジア・シェムリアップからタイ・バンコクまで夜行バスを利用して移動しました。この記事ではその実際の様子と国境越えの手続きの様子を写真付きでご紹介します。
利用したバス会社
今回私たちが利用したバス会社はVIRAK BUMTHAMというバス会社です。予約方法やバス停の場所は別の記事で解説しています。
シェムリアップからバンコクまでの夜行バスの予約方法の記事かこちら
VIRAK BUMTHAMのシェムリアップのバス停の場所はこちら
動画はこちら⬇︎
バスに乗車
予約したのは深夜12時30分発の夜行バスです。少し早めに着いたのでバス会社のオフィスで時間を潰しました。wi-fiが使えるので助かりました。
12時20分ぐらいにバスが来ました。同時に2台到着したので、スタッフにバンコク行きのバスを案内してもらいます。
緑のシャツがスタッフの方。「あっちですよー」と案内してくれます。
大きな荷物は下に預けます。かなり扱いが雑。 苦笑
特にタグをつけたりもしないので、大事なものは座席まで持って行った方が良いです。
大きなバスですが、この日の乗客は10名もいなかったので、広々使えました。
乗車すると、お水とクロワッサンを1つずつもらえます。ブランケットも借りれます。
テレビは使う気がないですね。Wi-Fiのパスワードが貼ってあります。走行中はほぼ繋がらないです。
10分遅れで出発。まぁ許容範囲です。
カンボジア側の手続き
6時過ぎにタイとカンボジアの国境に到着します。バスの中で国境越えの説明をしてくれましたが英語でほとんど分からず、不安なまま降車します。
荷物は道端に放ってあるので、回収します。 笑
緑のシャツのスタッフさんがあっちだよと言っています。
指差している方向に歩いていくと、カンボジア側の検査場(緑の建物)があります。中は撮影禁止だったので、撮れませんでした。
パスポートを見せて、指紋を撮ったりします。前の人の動きを真似しましょう。
この検査場を抜けて右に出るとこのような景色が見えます。
ストリートビューは2014年の写真になっていて、実際に行ってみるとかなり街並みが変わっているので注意です。この青い看板の建物(現在は全体が緑の建物)の右から入って左から出てきます。
このような景色が見えたら反対側へ渡ってまた真っ直ぐ進みます。
少し怖いですが高架下をくぐります。この辺りも工事中なので数年後にはまた違う景色になっていそうです。
進んでいくと、人が並んでいる場所が見えてきます。左側に並んでいますが、私たちは右側を抜けて、この場所はスルーします。
このあたりは人の流れができているので、流れに沿って進んでいきます。脇にはカンボジア国旗があります。
タイ側の手続き
進んでいくとタイの国旗に変ります。歩いて国境を超えたみたいです。
それっぽい建物が見えてきました、ここを左に入ります。
ここでタイの入国カードを記入します。正面の茶色のカウンターに係の人がいるので、カードをもらって手前の記入台で記入します。
記入したら左のエスカレーターで上へ上がります。
入国検査を受けます。ここから先は撮影禁止です。カンボジアの出国と同じような流れです。
検査を終えて、出口へ。わかりやすい。
エスカレーターを降りて進んでいくと、荷物の検査場があります。右側のガラス張りの部屋へ進みます。
反対側に係の方がいて、「荷物を流して!」と言われるので、自分で荷物を流します。何か特定の物に反応するのか、モニター等を見ている様子もなかったです。
さらに進んで行きます。
また何かのチェックポイントが見えてきます。男性は左、女性は右に行きます。ここはただ通過するだけでした。
ここを抜けるとタイ側へ到着です。バス乗り場へ向かいます。
道なりに歩道を進んで行きます。
進んでいくとオレンジ色のシャツを着たスタッフの方がいます。近づくと手を降って「こっちだよー」と教えてくれます。
「VET」というロゴが入ったシャツを着ています。この時の時刻6:57分。出発の時刻を聞くと8:00出発と言われました。
私たちは、割とスムーズに進んで来れましたが、混雑時や何かのトラブルに備えてかなり多めに時間を取ってあるようでした。
タイ側の周辺施設
周りには、コイン式のトイレがいくつかあります。タイバーツを用意していないと使えないので、準備が必要です。この時間はATMも使えない時間なので注意。
コイン式ではなく、人が管理しているトイレもあり、こちらはドルが使えます。(割高)ただどのトイレも綺麗とは言えません。
またトイレットペーパーは基本的にないので、持っていくか近くで購入することになります。
ものすごくローカルな雰囲気の市場もありますが、あまり観光客向けではないように感じました。
バスの乗車場所
バスはこちらの駐車場に来るので、こちらで乗車します。スタッフの方は常にいるようだったので、一応確認しましょう。
国境越えは以上です。あとは終点のバンコクで降りるだけです。
バンコクで降車
途中20分ほどのトイレ休憩があり。スワンナプーム空港や、バンコクのフアランポーン駅(バンコク駅)などで停車して終点のカオサン通り近くまで行きます。私たちは終点で降りました。
到着は13時45分だったので、トータルで13時間ぐらいの移動。事前の情報では11時間半ぐらいの予定だったので、2時間ほど遅れての到着となりました。
想定していたので、特に問題はなかったのですが、これから利用される方は遅れることを前提に旅程を組むことをおすすめします。
荷物が放り出されます。 笑
場所はこの辺りです。この周辺は色々なバス会社が停車するようです。
まとめ
カンボジア側からタイへバスでの入国方法をご紹介しました。タイへの入国には特にビザは必要ないので、書類は入国カードとパスポートぐらいで良いと思います。入国カードの記入方法やタイでの滞在場所など、事前に確認できることはしっかり確認しておきましょう。
その他の事前準備としては、やはりトイレットペーパーは必須だと思います。事前にポケットティッシュでも準備しておくと安心かと思います。
個人的には、バスはもう利用しないかなと思います。バス自体は広々使えて快適だったのですが、移動時間や身体的疲労を考えるとやはり飛行機での移動が無難です。今では飛行機もかなり安価で利用できるみたいです。
この記事がどなたかの旅の参考なれば幸いです。
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