【進路相談】パティシエを目指す中学生が今からやっておくべきこと。パティシエになるにはどういう進路を選べば良い?

パティシエとして働き始めて9年目。ホテルを中心にいくつかの職場で働いてきて、様々な方に出会ってきました。

中学生の職場体験もその1つで、よく聞かれる質問があります。

将来パティシエになりたいんですが、今からしておいた方が良いことはありますか?

なんとも意識が高いです。リーマンショックで希望の企業に就職できず、友人と一緒になんとなくパティシエの専門学校に行った私としては、

その気持ちだけで十分だ!

と思うのですが、そんなことも言えないので私なりにいくつかアドバイスをします。

この記事では、パティシエを目指す中学生が、将来パティシエとして働くまでにやっておいた方が良いことや知っておいてもらいたいことについて書いて行きたいと思います。

私の簡単なプロフィール

  • 高校は工業高校
  • パティシエの専門学校に1年通い卒業後地方のホテルに就職
  • 4年働いた後にワーキングホリデーを使って1年間フランスで働く
  • 帰国後ホテルのパティシエとしていくつかの現場で働く

将来パティシエとして働くまでにやっておいた方が良いこと

私が中学生にアドバイスする時に1番に伝えることは

フランス語を勉強しておいた方が良い!

ということ。いきなりフランス語が難しい方は英語を日常会話程度でも習得しておくことをオススメします。

おそらくこれを聞いた中学生の方は

いや、パティシエ関係ないじゃん

と思っていたアドバイスと違ってがっかりするかもしれません。

パティシエに限らずこれからの将来日本語意外の言語を話せると視野が大きく広がるので、騙されたと思って勉強して欲しいです。

正直、パティシエの技術は働き始めてから勉強しても十分身に付きますし、先輩との技術の差も努力次第でいくらでも埋めることができます。逆に言うと技術に大きな差が付きにくいので、給料も上がりにくい特徴があります。

そこでパティシエの技術意外で差を付けられる「言語」を習得していると、大きな武器となります。

日本国内にも本場フランスから出店しているお店が年々増えています。フランス語、英語を話せるだけで役職をもらえる可能性もあります。

パティシエに給料事情についてはこちらの記事に書いています

また、将来スキルアップの際にフランス留学を考えた時に、言語の不安がないことでストレスは大きく軽減されますし、フランスの就労ビザ取得もしやすくなるメリットもあります。

さらに言うと、今から海外を視野に働くことを考えるのであれば、英語の方が需要があると私は考えています。

近年アメリカ・ニューヨークは世界中から有名店のシェフや、腕に自信のある若手料理人が集っていて、かなりの盛り上がりを見せています。

これからパティシエを目指す若い方には、ぜひグローバルに活躍することを目指して欲しいと思います。

ちなみに私はフランスで1年間働きましたが、言語の壁が思っていたより大きく、少し後悔が残るフランス修行となりました。働きながら勉強するのはかなり大変なの学生の内から勉強しておくことをオススメします。

・家でもお菓子作りを練習した方が良い?

家でもお菓子作りの練習をした方が良いですか?

と言う質問も良くされるのですが、この点については

やっておいて損はない!ただ、練習というよりはお菓子作りを楽しむことが大切。

と答えます。お菓子作りを楽しむうちに自然と知識は身に付くと思うので、あまり「練習」という意識を持たず、自分の食べたいお菓子や興味のあるお菓子を作って欲しいと思います。

技術については、家での練習や専門学校で学んだことと、実際に現場で使う技術は全く別だと考えてもらった方が良いです。

働いたばかりの若いパティシエが挫折する理由の1つに

「お菓子作りに慣れていて自信があったけど、現場では全く通じない」

ということがあります。学生時代にコンテストで入賞したとしても、その技術は仕事に直結しないことが多く、そのギャップで挫折してしまう方も多いです。

もちろんコンテストに取り組むこと、入賞すること、家で美味しいお菓子が作れることは素晴らしいことですが

実際にパティシエの現場で使う技術とは全く違う

ということを覚えておいて欲しいと思います。

パティシエについて学べる学校に行った方が良い?

パティシエコースがある高校に進学した方が良いですか?それよりも高校卒業後に専門学校に行った方が良いですか?

こちらの質問も良くされます。この質問についてはとても答えるのが難しいです。

絶対にパティシエになって、将来自分のお店を持ちたい!

という方はパティシエコースのある高校に進学しても良いと思います。ただ、パティシエは非常に離職率が高い職業なので、別の選択肢を持っていても良いのかなと、個人的は思います。

パティシエに離職率が高い理由についてはこちらの記事に書いています

私の話をすると、高校は工業高校で資格取得にも力を入れていました。中には国家資格もあったので、もしパティシエとしてダメでも工業系に転職しようと考えていました。少し甘い考えのように見えますが、私としてはこの"保険"があることで少し肩の力が抜けて、パティシエとして続けてこれたと思います。

結論を書くのが難しいので、高校の内からパティシエについて学べる高校に行くメリットについて書きたいと思います。

パティシエについて学べる高校に行くメリット

  • 在学中に製菓衛生師を取得できる
  • 学校によっては有名店のシェフの授業を受けられる
  • 学校に求人が来るので、就職活動がしやすい
  • 専門学校卒よりも早くパティシエの現場で働ける
  • 同じ職業の同期がいるので、悩みの共有ができる

専門学校も同じような特徴がありますが、年間100万円〜の学費がかかるデメリットがあります。

パティシエになるのに遅すぎるということはない

まだパティシエになるか迷っている方は、急いで結論を出さなくても良いと思います。

私が出会ったパティシエに中に、24歳で土木系の職業からパティシエに転職して、10年後に自分のお店をオープンした方がいました。全く違う職業から転職しても、努力次第で夢は叶えられます。

まとめ

パティシエを目指す中学生向けにちょっとだけアドバイスしてみました。

現在パティシエの現場では若い職人が不足しているので、パティシエを目指す若い方が少しでも増えてくれればと思います。

早い内からパティシエについて学ぶのも良いですが、少し回り道しても努力次第で夢は叶えられる職業であることを覚えておいて欲しいです。

そしてパティシエになるにしても、他の職業を選ぶにしても”日本語以外の言語”を習得することをオススメします。

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