消えてしまいそうなぐらい儚い歌声でありながら、美しく。どこか力強さも感じられる不思議な歌声を持つAimerさん。
Aimerさんの”声を失った過去”についてはご存知の方も多いはず。その過去があるからこその歌声・表現力は唯一無二の物です。
この記事では、Aimerさんの歌声の秘密をより詳しく解説していきたいと思います。ちなみに私は音楽の知識はほとんどないので、専門家の方々の解説を参考に、まとめていきたいと思います。
Aimerの歌声の”癒し”の秘密
Aimerさんの歌声について、日本音響研究所の鈴木松美所長がコメントしたことがあります。
「振幅ゆらぎと周波数ゆらぎが同時に発生している、非常に稀な声の持ち主です。私が知る限りでは、国内ではほんの数人しかいません。清潔感があって、安定感がある。特殊な声の魔術を持ったアーティストだといえます」 ※Aimerオフィシャルサイトから引用
音の専門家からの意見なのですが、素人には「ゆらぎ」と言われてもピンときませんね。。。この揺らぎについては鈴木松美さんが解説した動画あったのでご紹介します。
Aimerさんの声を解説した動画ではありませんが、同じく2種類の「ゆらぎ」の歌声を持つ「DOUBLE」さんの歌声を解説した動画です。
素人がざっくりまとめると振幅揺らぎは聞く人に「優しさ」を感じさせ、周波数ゆらぎは「リラックス」と「癒し」を与えるみたいです。
Aimerさんのライブに行くと、心が浄化された気持ちになるのはこの「ゆらぎ」を感じているからかもしれませんね。
この鈴木松美さんのコメントは1stアルバムの「Sleepless Nights」が発表された時に寄せられたコメントで、他のアーティストや著名人からのコメントも掲載されています。こちらから
”弱”の表現力
もう1つ、Aimerさんの歌声について専門的に解説している動画をご紹介します。
しらスタ【歌唱力向上委員会】という方が、Aimerさんの代表曲「六等星の夜」の動画を見ながらリアクション・解説していくという動画です。素人には何気なく歌っているように聞こえる部分にも、色々な秘密があることが分かります。
しらスタさん曰く、「強弱の”弱”により感情を込めている。この”弱”の表現力で右に出る者はいない。」らしいです。
Aimerさんは「眠れない夜を過ごす人の味方でありたい。」と話していて、この気持ちが”弱”の表現に現れているのかなと思います。
しらスタさんの解説はとっても分かりやすくて、面白いので他の動画も要チェックです。
この「六等星の夜」はアニメ「NO.6」の主題歌に起用されています。アニメの世界観ともマッチしているので、こちらも要チェックです。
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