パティシエになるには特に資格が必要ありません。調理系の高校や専門学校に行かなくてもパティシエになることができます。
私もパティシエをしていますが、他の業種から転職してパティシエになる方も割と多かったです。最初に書きましたが、パティシエになるには特に資格が必要ありません。では未経験者がパティシエになる時に必要な物は他にどのような物があるのか?いくつかご紹介します。
現場での服装
パティシエの服装の基本はこちら
- コックコート
- ズボン
- 調理師用の安全靴
- 帽子やヘアーネット
- 前掛けやエプロン
基本的にはこの服装で、お店で準備されていることがほとんどです。お店の指示にしたがって準備をするので、焦って準備することはないと思います。
包丁
お菓子作りに必要な器具はだいたいお店の物を使いますが、包丁は自分の物を使います。
包丁に関しては、特に大事にしている職人が多いのであまり貸し借りをすることはないです。包丁を持っていない場合は、お店で共用の物があればまずはそちらを使い、ない場合はできれば事前に準備した方が良いですね。
最初はフルーツなどをカットする「ペティナイフ」と、硬いものや大きな物をカットする「牛刀」の2本を持っておけば充分です。
ペティナイフは12cm〜15cmの物。牛刀はそのペティナイフと同じメーカーを使うと良さそうです。
オススメのメーカーを2つご紹介しておきます。
まずはプロの中でも愛用者の多い「Misono(ミソノ)」というメーカー。癖が少なく誰が使っても使いやすいのが特徴です。
こちらは「藤次郎 プロ」というメーカーです。私が愛用していて、とても気に入っているのでご紹介しました。
その他でオススメの包丁は別の記事で紹介しているので参考にしてみて下さい。
パレットナイフ
パレットナイフもほとんどのパティシエが自分の物を使っています。だいたいお店に共用の物があるので初めはそちらを使うと良いと思います。
なれてくると自分の好きな硬さや長さのパレットナイフがわかってくるので、気に入った物を購入すると良いと思います。
基本的にはホールケーキをナッペするスタンダードなタイプと生地をのばしたりするときに使うL字のパレットナイフの2種類あれば良いと思います。
参考程度にご紹介すると
ホワイトサムというメーカーはプロでも使っている人の多いメーカーで癖はなく使いやすいです。大きさは7号(21cm)か8号(24cm)のどちらかがあれば良いのかなと思います。
私は7号をメインで使っていますが、同僚は8号を使っている人が多いです。
L字のパレットも同じメーカーで揃えると良いのかなと思います。
勉強用の本
プロが作るお菓子はなんとなくで作ることがありません。材料の特徴や性質を理解して効率よく作業を進めていきます。そのために仕事以外の時間にも勉強が必要になります。
私が新人の頃に読んで役立っていた本を別の記事にまとめているので参考にしてみて下さい。
まとめ
基本的に最初はお店にある物を借りて仕事をすることになると思います。私もいくつか違う現場で働いてきましたが、どのお店にも共用で使える道具が準備されていました。
必要な物があるか事前に確認して余裕を持って準備したいですね。

その他のオススメ記事
私が書いた記事の中で、これからパティシエを目指す方向けにオススメの記事をご紹介します。参考になれば幸いです。
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