新型コロナウイルスの特効薬はまだありません。だからこそ「予防」が大事だと言われています。では、もし新型コロナウイルスに感染してしまったらどうすれば良いのか?病院ではそのような治療をしているのか?治し方や治療法についてまとめました。
毎日膨大な量の情報が交錯している「新型コロナウイルス」。日本でも感染者は増え続け、死亡者も出ています。しかし中には回復・治癒している人もいます。
治療後のケアについても調べて見ました。
新型コロナウイルスの治し方
「新型コロナウイルス 治し方」で調べると検索のトップに
・厚生労働省
・東京都感染情報センター
のQ&Aが出てきます。どちらも同じような情報が書かれていて、「治療法はありますか?」という質問の答えには
現時点で、このウイルスに特に有効な抗ウイルス薬などはなく、対症療法を行います。
厚生労働省ホームページ
と書かれています。厚生労働省のホームページには詳細についてのリンクが貼られているのですが、リンク先のページは難しい文字が並び、ごちゃごちゃしていて欲しい情報を探すのはとても難しかったです。
ということで、他のページから治し方や治療法(対処法)を探してみます。
対症療法とは?
”対処療法を行います”と簡単に書かれても、一般人にとっては
具体手にはどういう治療なの?
と疑問に思った方も多いと思います。
対症療法(対処療法と書かれていることもあります)とは、出てきた症状に対して最適な治療をすることを言います。
新型コロナウイルスの主な症状をまとめると
・発熱
・筋肉痛
・倦怠感
・呼吸困難
・頭痛
・喀痰(かくたん:喉にたんが溜まる症状)
・血痰(けったん:血が混ざったたん)
・下痢
重症例は「肺炎」を発症し、死亡例ではARDS や敗血症、敗血症性ショック などの合併が考えられるようです。
たくさんの症状が報告されていますが、対症療法ではこの症状それぞれに最適な治療をします。
発熱がある場合は解熱剤、呼吸困難の場合は呼吸器による補助、脱水症状がある場合は点滴を行うなど、症状に応じて対応するしかないようです。
そして最終的には
「感染者自身の体の免疫力でウイルスを退治したり、排出するのを待つ」
というのが現在の治療法とのことです。
軽い症状や無症状も
2020年2月25日に発表された政府の基本方針の中には、「患者数が大幅に増えた地域では、症状が軽い人に関しては自宅療養を求める。」という方針がありました。
というのも新型コロナウイルスの症状は、
「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4回以上続く。強いだるさや息苦しさがある。一方で、ほとんどは無症状や症状が軽いのも特徴」
とのことです。結局のところ、病院に行って「新型コロナウイルス」と診断されても治療法がないので、出てきた症状に対する薬を飲んでしっかり栄養をとって休養するというのが今の政府の方針のようです。
致死率は低い?
中国が行った大規模調査では40歳以下の致死率は0.2%という結果が出ています。重症化・死亡に至る例は、免疫力が低下している高齢者や持病を持っていて体力が落ちている人などが多いそうです。
新型コロナウイルスになったからと言って、パニックになることなく冷静に対処することが大事になってきそうです。
治療後のケアは?
中国では新型コロナウイルスの治療を終えた患者が、再感染したという例が報告されています。これは1シーズンに2度風邪にかかる人がいるように、特に不思議なことではないそうです。
完治したからといって安心することなく、しっかりと予防を続けることが必要になります。
まとめ
新型コロナウイルスの治し方・治療法・治療後のケアについてまとめました。
基本的には風邪と同じような症状が出るので、出てきた症状に対して必要な治療をするしかないのが現状のようです。致死率は低いと言ってもいまだ分からないことも多いので、できる予防を徹底するのが大事になってきます。
基本的な予防については、「飲食店の新型コロナウイルス対策」という記事を書いているので参考にして見てください⬇︎
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