パティシエになってコンテストに出場するには?入賞するための近道。

これからパティシエを目指す若者やパティシエになりたての人の中には

「コンテストに出場したい!」

と思っている人も多いと思います。「コンクール」と呼ぶ場合もありますね。

この記事では

・パティシエになってコンテストに出場するには?
・コンテストで入賞するための近道

をご紹介します。

コンテスト(コンクール)の種類

コンテストっと言っても、そのレベルや種類・大会の規模はさまざまです。

大きな大会だと世界大会の代表を決めるような大会もありますし、全国から作品が集まる「ジャパンケーキショー」などもあります。

小さいコンテストだと、各都道府県の洋菓子協会が主催している大会や、製菓材料のメーカーが主催している大会などがあります。

若いパティシエはまずジュニア部門(経験3年未満)がある「ジャパンケーキショー」の出場を目指すと良いと思います。

コンテストに出場するには?

コンテストに出場するには、まず各都道府県の「洋菓子協会」に所属します。

おそらくほとんどの洋菓子店が所属していると思いますが、もし所属していない場合は個人でも入会することができます。

各都道府県の洋菓子協会については「日本洋菓子協会連合会」で見ることができます。

・洋菓子協会に所属するメリット

コンテストにもよりますが洋菓子協会に所属していなくても、出場できる場合があります。

ただ、洋菓子協会に入会していると、さまざまなメリットがあります。

洋菓子協会に所属するメリット
●コンテスト開催の情報が入る
●作品搬入のサポートを受けられる
●全国のコンテストの作品が見られる

まずは、「コンテスト開催の情報を得られる」と言うこと。パティシエのコンテストの開催情報はネットで探すと見つけにくい場合が多いです。

ほとんどの場合、洋菓子協会から開催の情報や日程について紹介があります。

そして、この点については格洋菓子協会にもよると思いますが、「作品搬入のサポートを受けられる」と言うのも大きなポイントです。

私が所属していた鹿児島県の洋菓子協会は、小さな作品「バタークリーム作品」や「マジパン細工」は1度鹿児島県で作品を集めてからコンテスト会場へ搬入してもらえました。

会場が福岡や東京の場合は、個人で搬入するにはとても大変なので、非常に助かりました。

最後に「全国のコンテストの作品が見られる」と言う点。こちらは、日本洋菓子協会連合会が発行する「GÂTEAUX(ガトー)」と言う雑誌で見ることが出来ます。

会員だけが見れる雑誌で、全国のコンテストの結果や作品の写真も掲載されます。トップレベルの作品を見て勉強をすることも出来ますし、この雑誌に応募用紙が付いているコンテストもあります。

お店選び

こちらは「コンテストで入賞するには?」にも繋がるのですが、コンテストに出場したいのであれば、コンテストで実績のある洋菓子店やホテルを選ぶ必要があります。

全てのパティシエが「コンテスト出場」を目指しているわけではなく、お店の方針次第では、出場出来ない可能性もあります。

私はホテルパティシエでしたが

コンテストに出場するのは個人の判断で、サポートも最小限

という職場でした。

個人的にはプレッシャーがなくマイペースに取り組めたので、良い環境だったと思います。

本気でコンテスト入賞を目指すのなら、職場全体取り組みをサポートしてもらえる職場を選択した方が良さそうです。

コンテストで入賞するには?

コンテストに出場する人の中にはさまざまなモチベーションの人がいます。

●技術の向上が目的で、結果は求めていない
●やるなら絶対優勝
●最低でも入賞したい

私はコンテストの作品作りを通しての、技術の向上を目的としていたので優勝・入賞は目指していませんでした。

もし優勝・入賞を目指すのならば、近道は

「実績のあるお店で作品制作に取り組む」

ことです。なんともシンプルな答えです。

実績のあるお店には、コンテスト入賞のためのノウハウがありますし、モチベーションの高い仲間も集まり、切磋琢磨できる環境も整っています。

最新の技術の情報がすぐに入ってくる環境もメリットの1つです。

お店探し

コンテストで実績のあるお店はジャパンケーキショーの結果を見ると良いと思います。

こちらのページから見ることができます

もしくは、各都道府県の洋菓子協会のホームページに掲載されることが多いので、そちらから探す方法もあります。

有名店は飲食専門の転職サイト「クックビス」に掲載されることもあるので、こちらも要チェックです⬇︎

クックビズのホームページはこちら

まとめ

コンテストで入賞できなくても技術向上のために集中して取り組むことは、パティシエとして大きく成長することができます。

私は入賞経験こそないですが、コンテストに出場したことで得られた経験はたくさんありました。

そのことについては「パティシエ1年目にやっておいて良かったこと」という記事に詳しく書いています⬇︎

パティシエ1年目にやっておいて良かったこと。つらく、しんどくても将来につながります。

おすすめ・人気記事はこちら⬇︎

私がパティシエ1年目にやっておけば良かったこと。若くてエネルギーのある内に!

【14選】料理人・パティシエにおすすめの”副業”まとめ。「働き方改革」で収入アップ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です