独特な美しい歌声と、どこか儚さを感じられる表現力が魅力のシンガー「Aimer(エメ)」さん。
”雨”に関する楽曲もいくつかあり、雨男の私としてはどの楽曲も大好きな曲です。
ということでこの記事では、Aimerさんの楽曲の中から”雨”に関する楽曲をご紹介します。
1.Ref:rain(リフレイン)
「恋は雨上がりのように」という人気漫画が、テレビアニメ化される際に書き下ろされた楽曲です。
冒頭からAimerさん独特の重厚感のあるハスキーな歌声に引き込まれます。
「Ref:rain」という独特なタイトルは「Refrain」と「Rain」を組み合わせたタイトルになっています。
Refrainには「控える」「繰り返す」という意味があり、想いを寄せる相手のことを何度も繰り返し思い出しては、自分の中に押し込むという恋心を表しているのかなと思います。
Aimerさん自身が原作を見て書いた歌詞なので、「恋は雨上がりのように」を見てから聞くとまた違って聞こえるかもしれません。
YouTubeで公開されているMVも独特なストーリー性があって、漫画・アニメとはまた違った世界観で描かれています。
Ref:rainは「Penny Rain」というアルバムに収録されています。
「恋は雨上がりのように」はU-NEXTで見ることができます⬇︎
2018年には小松菜奈さん、大泉洋さん主演で実写映画化もされている作品なので要チェックです。
2.After Rain(アフターレイン)
私が大好きな曲が「After Rain」という楽曲。雨上がりの歌です。
前向きな歌詞の中に少しだけ切なさも感じられる楽曲です。
歌詞の中でとくにお気に入りの部分が2つ。
”雨の匂いなら 気付けば遠くへ
消える頃には愛しくなる”
”誰かにもらった傘なら もういらない
胸を締め付けた強がりなら きっと強さに変わる”
誰しも必ずぶつかる困難でも、乗り越えればその分強くなれるし、愛しくも思える。とても前向きな歌詞だと思います。
ライブでも会場全体の一体感を感じられる素敵な楽曲です。
After Rainは「After Dark」というアルバムに収録されています。
3.Stars in the rain
ONE OK ROCKのTakaさんが楽曲提供したことでも話題となった「Stars in the rain」
英語の歌詞が多く、込められた想いを考察するのは難しいのですが、楽曲名を直訳すると「雨の中の星」。
”凍えそうな雨に また泣きそうな夢を
ただ 失くさないように 肩寄せあった二人”
という歌詞もあるので、雨(困難)で先が見えなくても、星(夢)を見失わないように”2人”で歩んで行こうという意味があるのかなと思います。
Stars in the rainは「daydream」というアルバムに収録されています。
4.April Showers
広瀬すずさん×是枝裕和監督「earth music & ecology」のCM曲になっている「April Showers」。”4月の雨”という名前がついた楽曲です。
この楽曲の歌詞についてはAimerさん自身がコメントしていました。
もともと「April showers bring May flowers」、つまり「4月の雨が5月の花を連れてくる」ということわざがあって、そのことわざをモチーフに歌詞を書きました。
音楽ナタリーのインタビューから引用
こういう音数が少ないバラードというのはすごく慎重になるんですけど、ただこういう曲はもっと声量を下げてひたすら静かに歌っても成立するんですよ。それでもよかったんですけど、今はそういうふうには勝負したくなくて。だから、特にサビはあえて声を張るようにして、今だから歌える歌い方をしましたね。やっぱり声にダイナミクスが欲しかったし、それでいて声色や響きもちゃんとキープしたまま張れるようになったし。そこを聴いてほしくて。
音楽ナタリーのインタビューから引用
新しいシーズンへのスタートとなる4月の心情を歌っていて、Aimerさん自身も新しいことに挑戦している楽曲です。
April Showersは「Penny Rain」というアルバムに収録されています。
アルバム「Penny Rain」
2019年4月に発売された「Penny Rain(ペニーレイン)」というアルバム。対照的なタイトルの「Sun Dance(サンダンス)」と同時発売されました。
Penny Rain(雨の楽曲)にはAimerさんの楽曲の中から少ししっとりとしたバラードを中心に収録されています。
また、2018年〜19年にかけて行われた「Aimer Hall Tour 18/19 “soleil et pluie”」で披露された楽曲が中心に収録されています。soleilはフランス語で”太陽”、pluieはフランス語で”雨”という意味があります。
このツアーの東京公演の映像は「Sun Dance & Penny Rain(完全生産限定盤)」のブルーレイで見ることができます。
まとめ
Aimerさんの楽曲の中から、”雨”に関する楽曲をご紹介しました。
どちらかというと「ネガティブ」なイメージの雨。その雨に様々な想いをのせて聞いた人が前向きになれるような楽曲ばかりでした。
ぜひ前の日にはAimerさんの雨メドレーを聞いて欲しいなと思います。
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