2020年4月1日に衝撃の発表がありました。
「布マスクを全世帯に2枚ずつ配布する」
私はTwitterでこの情報を見たので、最初の感想は
エイプリルフールか・・・
というもの。おそらく多くの人が思ったことだと思います。
ところが、この政策が大真面目だということが分かりました・・・
正直な感想は
国民を馬鹿にしてるのかな?
ということ。安倍総理だけが布製の小さなマスクをつけて、アピールしていたのも少し逆効果な気がしました。
SNS上でもかなり話題になっていて、著名人からも批判的な声が多く聞かれました。
ただ、中には
マスクが手に入らないので、2枚だけでももらえるのはありがたい。
タダでもらえるんだから、文句はない。
と少数ですが、好意的な意見も見えました。
ポジティブに考えてみる
私も自身も、最初は否定的でしたが
もしかしたら良い効果もあるのでは?
と色々と考えてみました。
●マスクが手に入らない人もいる
以前としてマスクが安定して供給できていない状況が続いています。もし本当にマスクを必要としている人ならば、”2枚だけ” でも助かると思います。
ただこのような人はかなり少数派で
・全世帯に配るコストは無駄遣いなのでは?
・2枚だけ配られても足りない。
というのが意見が大半でした。布製マスクの作り方はYouTubeやSNSでもたくさん紹介されていて、かなり簡単に作成できるみたいなので、そちらを紹介した方が良いのでは?と思いました。
●買い占めの防止
政府から「洗剤で洗って何度でも利用できるので、増加するマスクの需要を抑制する意味でも有効だと思っている」という旨の説明がありました。
・・・・・
無理でした。どうしても有効だと思えません・・・
●今後行われる政策の第1の矢
このマスク配布は今後行われる政策の最初の1歩で
「今後大きな政策が発表されるのでは?」
という意見もありました。
期待されることと言えば
・お肉券、お魚券の配布
・他国と同じような一律現金給付
・給料の8割を保証
などでしょうか?
不思議とお肉券・お魚券がマシに見えてきます。これが狙いでしょうか?
国民が最も期待しているのは、現金の給付もしくは給料の保証だと思います。しかし、これを行うのであれば余計にマスクに使うお金が無駄に思えますし、マスクよりも優先した方が良いのでは?と思います。
こちらもポジティブに考えるのは難しいですね。
●医療機関に回すマスクが増える
私たちが布マスクを使うことで、医療機関が使える使い捨てマスクが増える!
という意見もありました。
この意見に関しては納得しかけましたが・・・

医療機関には「サージカルマスク」を配布。
高齢者施設・障害者施設・小学校・中学校向けには「布マスク」を確保しているみたいです。
ポジティブ要素は・・・
個人的には、結局ポジティブな要素は見つかりませんでした。
ただ、今後さらに感染が拡大して
「マスクが全く手に入らない」
という状況に日本全国が陥れば、「マスク配布が間違いではなかった」と言えるかもしれません。
1番は早く終息してくれることですが、私としては
お肉券でもお魚券でも良いので、今後に期待したいと思います。
●なぜ2枚?
では、1世帯2枚という数字はどこから導き出されたのか?
単純に約5000万世帯に2枚ずつ配ると1億枚・・・
だいたい国民に1枚ずつ行き渡ることになります。ただ、世帯によって人数差はかなり大きいので全く合理的とは言えませんね。
例としてサザエさん一家の画像が使われていて、Twitter上で拡散されていました。
正直その画像については笑ってしまいましたが、日本全国にマスク2枚では足りない家庭はたくさんありますし、国民から馬鹿にされてもしょうがないくらいの愚策と言えそうです。
私も1人暮らしですし、自分で使う分のマスクは布製も使い捨ても確保しているので、正直必要ありません。
まだまだ終息が見えないので、できる予防は徹底し、準備できるもの準備しておきたいと思います。

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