2020年4月7日に新型コロナウイルス (COVID-19)の感染拡大を受けて「緊急事態宣言」が発令されました。
対象は特に感染者数の多い7都府県ですが、日本全体で
●不要不急の外出の自粛
●在宅勤務・テレワークでの労働
●大勢が集まるイベントの自粛
が求められています。
ただ、私もパティシエとして働いていますが、料理人やパティシエ・その他の飲食業関係者としては「在宅勤務・テレワーク」とは無縁に思えます。
この記事では「飲食業関係者の在宅勤務・テレワークは可能か?」についてご紹介します。
私はホテルパティシエなので、厨房スタッフ目線で考えています。
基本的には不可能
結論としては「不可能」です。
基本的にお客様の方から訪ねて来て、サービスを提供する仕事なので、スタッフが現場にいなければ成り立ちません。
飲食店のコロナウイルス対策として「弁当の販売」や「出前・配達サービスの導入」をしているお店があるように、基本的には調理スタッフは厨房に行かなければ仕事をすることができません。
当たり前ですが・・・
自宅待機・休業のお店も
客足が途絶え、開店していても「赤字」になってしまうお店は
●営業時間の短縮
●最低限の人数以外の従業員の自宅待機
●お店の臨時休業
という対策をしているお店もあります。
私の知り合いの料理人も「緊急事態宣言」の発令後から「自宅待機」を命じられています。お店も臨時休業しているそうです。
在宅でできること
私自身も営業時間の短縮・来客数の減少により労働時間が減り、在宅の時間が増えました。厨房スタッフの方は同じような状況の人も多いと思います。
では料理人やパティシエが「在宅でできること」はあるのか?を考えてみます。
◉新メニューの開発・勉強
ありきたりですが、まずは「新メニューの開発」と「勉強」です。
メニュー開発については、季節感や流行があり試作・実食も必要になるので、アイディアだけが増え続けることになります。
私も新しいケーキのレシピを考えてみましたが、実際に作れないもどかしさや虚しさも感じました。
ただ、終息後には必ず役に立つと思うので根気よく続けていきたいと思います。
見習いの立場の職人にとっては、良い勉強機会だと思うので、本を読んだり、今までの仕事を振り返って知識を蓄えましょう。
パティシエについてはおすすめの本を別の記事で紹介しています⬇︎
料理人の方も、この機会にデザートの勉強をしてみると新たな発見があるかもしれません。
◉終息後の対策

終息の目処が立たない中では難しいですが、通常営業再開後の対策は必須です。
これに関しては各々がアイディアを考え、テレワークで話し合いということも可能になります。
◉SNSや動画配信
芸能人やスポーツ選手などは「自宅でできる〇〇」と言うテーマで様々な情報を発信しています。
飲食業もこの流れに乗ることができれば、お店の宣伝にもなりますし、SNSのフォロワーも合わせて確保できれば、営業再開後の売り上げUPに繋がります。
話題になるかどうかはアイディア次第なので、この辺りもテレワークで話し合いができると良いと思います。
洋菓子店の売り上げUPの方法については別に記事に書いています⬇︎
◉新しいスキルの習得
プライベートな時間が増えている今「新しいスキル」の習得のチャンスです。
例えば、
●英語やフランス語などの語学学習
●プログラミング
など。私も英語学習に取り組んでいて、「スタディサプリ 」と言うアプリを使って勉強しています。
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)
東京オリンピックの延期が決まった今、今年のオリンピックには間に合わなかったという方も来年のオリンピックに向けて「英語」を学習しておくのもアリだと思います。
料理人・パティシエの英語学習方法についてはこちらの記事⬇︎
フランス語を学びたい方にはこちらの記事⬇︎
プログラミングのスキルについては、持っておくと大きな収入源になるので、持っておいて損はないスキルです。
こちらの記事で解説しています⬇︎
◉副業に取り組む
私は普段から「副業」に取り組んでいるのですが、この機会により集中して取り組むようになりました。
特に力を入れているのは「ブログ」と「FX」。
この2つの副業についてはより詳しく解説している記事があります⬇︎
その他で料理人・パティシエにおすすめの副業はこちら⬇︎
現状は大丈夫でも将来的に不安な方は、副業で収入を持っているだけで精神的にかなり楽なので、挑戦してみても良いと思います。
まとめ
飲食業関係者の「在宅勤務・テレワーク」と言うテーマでご紹介しました。
●基本的に在宅勤務は難しい
●個人のスキルや知識を高める期間
●新しい収入源の確保
が私の考えた結論のまとめです。
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