マジパン細工を独学で勉強する方法。おすすめの本や必要な道具もご紹介。

パティシエならではの特殊な技術に「マジパン細工」があります。

マジパンの原理としては”紙粘土”に近く、粘土のように自在に形を作り、乾燥させると固まります。

パティシエの中でも”必須”というわけではなく、マジパン細工ができないパティシエもいますが、できれば身につけておきたい技術です。

私もパティシエとしてマジパン細工に挑戦してきました。コンテストを1つの目標としていたのですが、直接指導してもらえる環境ではなかったので、自分なりに工夫して勉強してきました。

この記事では私の経験を踏まえて、マジパン細工を独学する方法・必要な道具・勉強に役立つ本など、「マジパン細工」の勉強法をご紹介します。

コンテストに挑戦したい若いパティシエの方の参考になればと思います。

1.本で学ぶ

兵庫県の有名店「エス・コヤマ」のオーナーシェフ小山進シェフの本です。

私が専門学校時代にも教材として紹介されていたのが小山シェフの本でした。2019年にリメイクされて、こちらの本が販売となっています。

本の中でも紹介されている

マジパン細工の基本は ”球” から

というのは、現在でも大事にしている部分です。

もう1つ、「色の作り方・組み合わせ」についてもわかりやすく書かれていて、勉強になります。

マジパン細工については、「基礎」を学んだ後は個人のセンスや努力次第でいくらでも可能性が広がる分野なので、まず「マジパン細工」の基礎を学ぶためにもこちらの本をおすすめします。

2.他の人の作品から学ぶ

マジパン細工の基礎を学んだ後は、個人のセンス次第で作品の雰囲気は大きく変わってきます。

慣れてくると「自分の作風」・「好きな色使い」・「得意な人形」などがわかってくるのですが、最初はわからないことばかりです。

私もマジパンを始めたての頃はブレブレでした。そこでまず取り組んだのが「他の人の作品を真似する」ということ。

真似する作品については、コンテスト入賞者の作品でも良いですし、自分が好きな作風を真似しても良いと思います。

マジパン細工の作品は洋菓子協会が発行している「Gâteau(ガトー)」という本に掲載されている他、近年ではSNSで紹介されていることも多くなっているので、その中から探してみるのも良いと思います。

3.他のお店に行って学ぶ

この方法は少し勇気が入りますが、マジパン細工を指導してくれるお店に行って学ぶのも1つの方法です。

私も1度、コンテストで入賞常連のお店に行き、お話を聞いたことがありました。独学では作り方が分からなかった部分を解決することができましたし、作品完成までの段取りまで知ることができたのは大きかったです。

他のお店にいく際の注意点としては、まず自分のお店のオーナーに相談すること。おそらく「勉強したい」ことを伝えると、勉強したいお店に連絡してくれると思います。

「勝手にしろ!」と言われたら、自分でなんとか連絡、「ダメ!」と言われたら諦めるしかないですね。

もし、勉強に行けることになったら、聞きたいことはあらかじめまとめて書き出しておきましょう。

4.色使いの幅を広げる

こちらは私が作品の幅を広げるためにしたことです。

マジパン細工にある程度慣れてくると、どうしても似たような作風や色使いになってしまいます。

私も自分の作品を客観的にみた時に、「淡い色が多くてぼやけているな」と感じたことがありました。

そこで見るようにしたのが、芸術家やアーティストの作品。私が特に参考にしたのが「蜷川実花」さんの作品です。

蜷川実花さんは写真家・映画監督として活躍していて、大胆ではっきりとした色使いが1つの特徴です。

作品集を見ることで、私の色彩感覚が大きく変わるきっかけとなりました。

色使いの幅を広げたい方は、他のジャンルの芸術に触れてみるのも良いと思います。

5.マジパン細工に使える道具

●マジパンスティック

マジパン細工には必須の道具です。

●シリコン葉型

飴細工に使われる葉っぱの葉脈の模様を付けられる道具です。飴細工と併用するのもアリ。

●マジパンニッパ

記事を摘むことで模様を付けられる道具です。使い方次第では、他のお菓子にも応用できそうです。

まとめ

以上、「マジパン細工を独学する方法」をご紹介しました。

マジパンの基礎は本を読むだけでも充分に習得することができるので、後は自分の努力やセンス次第です。

コンテストで入賞を目指すのなら、指導者を見つけて、習うのが近道であると思います。

マジパン細工の可能性は無限大なので、ぜひ作品作りを楽しんで欲しいなと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。