長時間労働・低賃金というイメージの「飲食業」。
働いている場所にもよりますが、料理人やパティシエで月の給料が手取り20万円を超えるのには、大きなハードルがあるように思います。
この記事では、私がパティシエとして働いてきた経験を元に、
「料理人やパティシエが手取り20万円以上稼ぐ方法」
をご紹介します。
手取り20万円のハードル
私は主に、地方のホテルパティシエとして働いてきました。
都心部の給料事情は分かりませんが、地方の飲食業で「月の手取りが20万円以上」というのは、かなり難しいと思います。
特に、経験の少ない20代のうちはキャリアアップが難しい職業だと感じています。
私が手取り20万円を超えた瞬間
私は、ホテルの2番手(スーシェフ)として雇われた時に、初めて手取り20万円を超えました。
その時は沖縄のリゾートホテルの面接で
●今までのホテルパティシエの経験
●フランスでのレストランパティシエの経験
●前職の給与と自分の希望
などを考慮して、給料が決まりました。
当時の私は26歳だったのですが、こんな若造が給料の交渉ができたのは、かなり珍しい例だったのかなと思います。
その後は、「前職の給料以上」という条件のもと、同じくホテルのセカンドパティシエとして働いています。
実力をつけて紹介してもらう
料理人・パティシエがキャリアアップするには、若いうちに技術・知識・経験を積み、「オーナーや業者に新しい職場を紹介してもらう。」という方法が現実的だと思います。
私も沖縄に関しては、「製菓材料の業者」の紹介で面接に行くことができました。
その後も「シェフパティシエ募集」の情報はいくつか紹介されることがあったので、普段から「業者に信頼される仕事」というのは意識しておいた方が良いと思います。
キャリアアップのタイミング
キャリアアップのタイミングですが、できれば最初の職場で3年以上は経験した方が良いと思います。
3年続けることができれば、料理人・パティシエとしての基本的なスキルは身についていると思います。
また、年に1度の行事。パティシエであれば、クリスマスやバレンタインデーなどの大きなイベントも3回経験することで、ノウハウが身につきます。
職人としての幅を広げるためにも3年目以降は「キャリアアップの準備」はしておいた方が良いと思います。
キャリアアップへの準備
キャリアアップするための準備としては、先ほどご紹介した
「オーナーシェフや業者からの信頼を得る」
というのは最も大事なこととなります。
その他で準備できることと言えば、「転職サイトへの登録」です。
おすすめは転職者のフォローに定評がある『飲食専門の転職サイト「エフジョブ」』という転職サイト。
関東・関西の求人が中心です。現在地方で働いていて、「東京や大阪の大都市で働いてみたい!」と思っている方にもおすすめです。
登録・相談は無料でできて、「必ず転職しなければならない!」ということはないので、一度相談してみても良いと思います。
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キャリアアップ以外の選択肢
キャリアアップが最も現実的ですが、職人としてある程度のスキルがなければ難しい部分もあります。
また、給料を多くもらえる仕事は「責任」や「プレッシャー」も大きくなります。
私が、常に2番手で働いてきた理由がまさにこれで、「ある程度自由な発想で仕事ができる」というメリットを重要視してきました。
料理やお菓子作りが好きなだけで、別に向上心はない。
という方もたくさんいると思います。
そんな方には「副業」がおすすめ。
私もいくつか「副業」に挑戦してきました。その中で現在も継続しているのが
「FX・ブログ・ストックフォト」
「FX」については
●余裕のある資金が必要
●スマホアプリで隙間時間のできる
●すぐに始められて、結果もすぐに出る
●損益のリスク
という特徴があります。
「ブログ」については
●成果が出るまで時間がかかる
●結果でない可能性もある
●良い記事を積み上げていけば、不労所得となり得る
という特徴があります。
ネット上で写真を販売する「ストックフォト」については、あくまでの趣味の範囲内でやっています。
FXとブログに加え、今後稼げる「プログラミング」については、詳しく解説している記事があるので、そちらを参考にしてみてください⬇︎
その他で、料理人・パティシエにおすすめの副業14選はこちら⬇︎
まとめ
「料理人・パティシエなどの飲食業で手取り20万円以上を稼ぐ方法」をご紹介しました。
ざっくりまとめると、「経験を積んでキャリアアップする」、「副業で稼ぐ」の2つです。
副業に関しては、本業と合わせて20万円、30万円というのも見えてくるので、できるものから挑戦してみても良いと思います。
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