今や定番となった「抹茶スイーツ」。
ネット上にもレシピがたくさん紹介されていますね。味も美味しく健康的なイメージもあるので、家庭でのお菓子作りに抹茶スイーツを選ぶ方も多いと思います。
私もパティシエとして働いていて、「抹茶のお菓子」は万能で幅広い層に人気なので1年通して様々な抹茶スイーツを作っています。
そんな中で、お客様から質問をされることがありました。
抹茶のお菓子を作る時にどの材料を使えば良いですか?
抹茶と言っても、お茶は日本中で栽培されているのでその味や特徴もさまざま。
中にはお菓子作りに使うと
●抹茶の風味がなくなってしまった
●色が変色して茶色になってしまう
●抹茶の味がしない
という抹茶もあって、”お菓子作りに失敗してしまった”という方もいると思います。
この記事では、プロのパティシエが使っている
「抹茶スイーツに使える抹茶パウダー(粉末抹茶)」
をご紹介します。
クロレラ入り抹茶
私がよく使うのは「クロレラ入り」の抹茶です。健康食品としても有名なクロレラを抹茶に添加してあります。
クロレラ入りの抹茶をお菓子作りに使うメリットは
「焼いても抹茶の緑色が綺麗に残る」
ということ。
クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子が茶色になってしまった!
という悩みを解決してくれます。
せっかくなら抹茶の緑色は綺麗に残した方が抹茶スイーツっぽくて良いですね。
実際に使ったことのある材料をご紹介します。
◉製菓用粉末煎茶 知覧茶 クロレラ入り
まずは我がまち鹿児島の「知覧茶」です。鹿児島県はお茶の生産量が静岡県に次いで第2位。
そんな鹿児島県でNo1の産地が薩摩半島の南に位置する「知覧町」です。
知覧茶は力強いコクと爽やかな香りが特徴。
お茶に詳しい人であれば「知覧茶」というだけで美味しさは伝わるので、パティシエにとっては味もよく、ブランド力も使えるので非常に重宝されています。
クロレラ入りなので、色飛びしにくく使いやすいのも魅力です。
◉クロレラ入り抹茶 宇治抹茶パウダー
同じシリーズの宇治抹茶パウダーです。抹茶といえば京都!その中でも宇治抹茶は特に有名ですね。
知覧茶よりもちょっとだけ苦味を感じられるので、より抹茶感を出したいなら宇治抹茶の方が良いかもしれません。
こちらもクロレラ入りなので、焼き菓子にも使えます。
宇治抹茶について調べていて、宇治抹茶の専門のお取り寄せスイーツのサイトを見つけたのでご紹介します⬇︎

◉製菓用抹茶
こちらは家庭向けの40g入りの抹茶パウダーです。家でのお菓子作りであれば、このぐらいで十分足りると思います。
「製菓用」ということで発色がよく、しっかりと緑色になる抹茶パウダーです。
先にご紹介したクロレラ入りの抹茶パウダーは業務用なので量も多く、お値段も高め・・・
お菓子作り初心者の方はこちらの40gの製菓用抹茶パウダーから使ってみることをおすすめします。
おすすめのレシピ本
私はパティシエとして働いていますが、市販のレシピ本やネットのレシピを結構参考にしたりします。
その中でおすすめのレシピ本を1つご紹介します。
こちら京都の老舗「丸久小山園」という宇治抹茶専門店が監修しているレシピ本です。
抹茶の専門店が監修しているということでそのレシピにもこだわりを感じられます。おすすめは表紙にも出ている抹茶のロールケーキ。見た目で見てもフワフワで濃厚な抹茶の風味が伝わってきますね。
作り方の説明も丁寧に感じたので、家庭でのお菓子作りにもおすすめのレシピ本です。
◉レシピサイト
レシピサイトでおすすめしているのは「楽天レシピ」⬇︎

楽天会員ならポイントも貯められるのでオススメです。
まとめ
プロのパティシエが使っている抹茶パウダーを3つだけご紹介しました。
個人的には地元のお茶が1番美味しく、気持ちが落ち着く感じがするので、お菓子作りにも「地元のお茶」を使うのが良いのかなと思います。
色が変わるのが気になる方は、今回ご紹介した「クロレラ入りの抹茶」を使ってみてください。

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