フランスで仕事探しをする際に必要なCV(Curriculum Vitae)。日本で言う、履歴書のようなものの書き方と記入例をご紹介します。
履歴書と言っても、日本のように細かいフォーマットが決まっておらず、手書きではなくパソコンでA4用紙1枚にまとめます。
形式が決まっていないので、書きやすく自分をアピールしやすいと言う反面、何を書けば良いか分からないと言うデメリットもあります。
この記事では、CVに最低限書く項目と、記入例についてご紹介します。
私はパティシエなので、料理人やパティシエが働くお店を探す時のことを想定してご紹介します。
ワーキングホリデーでフランスで働くお店を探す際にも必要になる場合があるので、準備しておきましょう。
CVのデザイン
デザイン力が求められる仕事であれば、デザインにこだわった方が良いですが、料理人やパティシエであれば、それほどこだわる必要はないと思います。
デザインのテンプレートを見ることができるサイトに「Modeles de CV」と言うサイトがあります。
Modeles de CVから引用
色を使っているCVもありますが、見やすく配置できていればシンプルでも良いと思います。
写真については、貼らなくても良いと言う場合がありますが、基本的には貼っておいて間違いないと思います。
書き込む項目については、これからご紹介します。
CVに書き込む項目
まずは基本的な情報
●Nom(名字)Prenom(名前)
●Date de naissance 生年月日 日にち・月・西暦の順に書きます。
例)1995年4月25日生まれ→Le 25 Avril 1995
●Lieu de nassance 出身地
例)Tokyo Japon
●Adresse 住所 フランスで滞在先が決まっている場合はその住所、ない場合は日本の住所 番地から順に書いていきます。
例)〒123-4567 福岡県熊本市宮崎町8-9-10
→8-9-10 Miyazakicho Kumamotoshi 123-4567 Fukuoka Japon
●Situation de famille 家族構成
例)未婚の場合はCelibataire
●Potable、E-mail 電話番号 メールアドレス
●Etudes et diplomes 資格
例)調理師免許があれば Diplome de Cuisinier
普通自動車免許 Permis de Conduire
●語学のレベル
・初級 Introductif
・中級 Intermédiaire ou Indépendant
・上級 Autonome ou Maîtrise
・母国語 Langue maternelle
●Experiences Professionelles 職歴
パティシエや調理師であれば、この部分をしっかり書いてアピールした方が良いです。
・働いていたお店の情報…期間・住所・役職
例)2010年9月〜2015年5月まで○○○レストラン 住所
→de septembre 2010 a mai 2015 Restaurant○○ 住所
任されてたセクションや仕事内容も書ければ書いた方が良いです。
直接面接する際は、働いていたお店の料理や、自分の作った作品(飴細工やマジパン細工)の写真も別で用意しておくと、技術力が伝わりやすいですし、アピールをすることができます。
書き込む項目のまとめ
料理人やパティシエであれば、基本情報+日本でどのような職場で働いていたか?職人としての技量のアピールを書けば良いと思います。
難しい場合は翻訳サービスを利用する
フランス語で伝えるのが難しい場合は、日本語で書いて、翻訳サービスを利用するのも良いと思います。
必要のない情報を長々と書いても、評価が上がるわけではないので、自分の職人としてのレベルがわかるように簡潔にまとめましょう。
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フランスの履歴書 CVの書き方まとめ
形式が決まっていないので
・全体が見やすいように工夫すること。
・基本情報に間違いがないように記入すること。
・料理人・パティシエとしての技術のアピール
がポイントとなります。
一度作成しておけば何度でも使い回すことができるので、多めにコピーを持っておくと安心です。
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