4月8日にYouTubeで公開されたヒカルの『【日本もいつかこうなる】パリ在住のひろゆきさんにフランスの現状を聞いたら想像以上だった…』という動画の内容が新型コロナウイルス関連の重要な情報が詰まっていたので、まとめてみました。
この動画で話されていること全てが正しいというわけではないですが、個人が新型コロナウイルスに対して深く知り、考えるきっかけとなると思います。
目次
フランスの現状
現在パリに在住のひろゆきさんが現地の状況を話していました。
●1日1回1時間以内1km以内の散歩はOK
●日用品の買い物はOK
●テレワークでできない重要な仕事はOK
などのルールがあり、基本的には「外出禁止」。
・日本との違いは、条件を満たさなければ外出自体ができず、罰則もあるということ。(外出許可証が必要)
・感染の人数としては、徐々に減っていてもしかするとピークは過ぎたかも知れないが、まだまだわからない。
・フランスは3月17日から外出禁止の取り組みをしているが、今ようやく落ち着き始めた。
・日本も緊急事態宣言が出たからといって、すぐに感染者が減るわけではない。
終息の可能性
終息の可能性があるのは3つ。
①新薬の開発
・今開発できたとしても市場に出回るのに1年〜1年半かかる。
②既存の薬が聞くかも知れない
・日本ではアビガン、フランスではクロロキンが効くと言われているが、すでに中国が色々試していて効かないことが分かっている。
③既存の薬を複合で使用する
・既存の薬を組み合わせることで、効果があるかも知れない。可能性はあるが時間もかかる。
新型インフルエンザも薬はない
・コロナよりも前に流行して「新型インフルエンザ」も現在はほとんど話題になっていないが、治る薬ができたわけではない。
・かかった人は抗体ができる。「インフルエンザはこういうものだ」と社会が慣れてしまった。
・新型コロナウイルスもこのパターンで収束する可能性があり、イギリスがやろうとしている。
・人口の6割〜7割が感染するとそれ以上は広がらないと言われる。
・基本的には1度感染すると、抗体ができて2度は感染しない。(例外あり)
・移そうと思っても移す人がおらずウイルスが消滅する。
1年以内に治ることはない
・いづれにしろ、終息には時間がかかり、歴史の教科書に乗るレベルの出来事。
・リーマンショックやバブル、東日本大震災と違い「経済活動」ができていない状況。
・世界中が同じような状況なので助け合いもできない。
・株は買った方が良いと言われているが、これまで見た事のない「不景気」がやってくるかも知れない。
海外の死亡率が高い理由
・感染者が増え過ぎて対処できなかった。
・死亡の主な原因は「肺炎」。人工呼吸器が圧倒的に足りない。
・日本で呼吸器系の症状に対応できるのが4800人と言われていて、この人数を超えると日本でも死亡者が増える可能性がある。
・タバコを長期間吸っている人は重症化しやすい可能性がある。
・肺が再生する可能性もあるので、今だけでもやめた方が良い。

遺体を処理できない
・パリでは生鮮市場に遺体が1000体ぐらい並んでいる。
・スペインではアイススケート場に並べられている。
若い世代の致死率は低い
・死亡例もあるが、基本的に若い世代の致死率は低い
・若い世代は症状も軽い場合が多く、治ると抗体もできる。積極的に外に出て経済活動をした方が良い。
・65歳以上の人は重症化する可能性が高い。
・「積極的に経済活動」をする人と、「守らなきゃいけない人」を分ける形をカリフォルニア州がやろうとしている。
・ドイツでは、1度かかった人に証明書を出して、「新型コロナウイルスにかからない人」を増やしている。
2世帯・3世帯住宅はやめた方が良い
・日本に多い2世帯・3世帯住宅などは今だけでもやめた方が良い。
・分けて暮らす工夫も必要
・コロナウイルスと分かった時点で隔離され、お墓に入るまで会えないという状況も考えられるので、今は「会わない」という選択も必要。
・今の状況だと半年も持たず、経済が回らなくなる。必然的に「世代で分ける」という選択肢も必要になる。
働いている人はほぼ感染する
・収束するには、「集団免疫(人口の6割〜7割が感染し抗体ができる)」ができないと収まらない。
・若い人は感染しちゃった方が良いかも知れない。
・若い人はほとんど症状が出ず、それほど気にしなくて良いかも知れない。
1年後のオリンピックは無理?
・日本のメディアは日本語にこだわり過ぎていて、情報が伝わるのが遅い。
・東京オリンピックが今年は開催できないことは、世界的には早い段階で結論が出ていた。
・海外の情報を手に入れられる人の方が、この先どうなるか?を見通しやすい。
・「暖かくなると治る」という情報も遅れて伝達されてきた。かつインフルエンザの情報と混同していた。
アビガンは飲まない方が良い
・コロナウイルスに効くと言われている「アビガン」は奇形児が生まれるリスクがある。
・若い世代は重症化する可能性が低いのに、そのリスクを背負う必要はない。
・アビガンに関するデータも少ない。
この方法が正解?
・色々な対策が行われている中で「合っているのではないか?」と言われている方法が台湾・韓国・シンガポール・中国のやり方。
・個人の携帯のGPSを管理していて、感染した人の位置情報を把握している。(違反すると逮捕)
・プライバシーの概念が低い国でしか実行できない。
期待論
・日本は来年にオリンピックを開催するつもりでいるが、ほぼほぼ無理。
・「来年開催する」という期待論を真に受けているが、接触するかも知れないスポーツの選手選考を現場でするというのは当然の結論。
・願望と予測がごっちゃにしている人が多い。
・今のところ「オリンピックはない」
ワクチンの開発
・ビルゲイツが7つの工場でワクチンをやり始めている。
・効く薬ができたら大量に生産するための準備はしているが、7つ全ての工場が開発に失敗する可能性もある。
・世界中の人が努力しているが、まだ結果は出ていない。
・このままの状況では経済的に持たないので、若い世代が積極的に動き、高齢者は隔離するという状況になるのではないか?
・イベントは「自粛が当たり前」という今の状況では厳しい。
・様々な自粛・規制は緩めていかなければ経済が回らない。
・20代の約半数が貯金0で、半年間も生きられない。
まとめと感想
「若者は積極的に感染した方が良い」というのは、かなり衝撃的な意見でした。
ただ、ひろゆきさんが言うように「経済活動」をしなければ、悪循環に陥るだけだと思いますし、私も飲食業関係者として
「このままでは絶望的」
と言うのは感じています。
「高齢者だけ隔離」と言うのも、日本政府ができるとは思えませんが、思い切った政策も必要なのかなと思いました。
動画でヒカルさんとひろゆきさんが話していたこと。私の感想をご紹介しましたが、「全ての情報が正しいとは限らない」と言うことを分かっておくことは大事です。
報道されている情報も鵜呑みにするのではなく、より深く考えた方が良さそうです。

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