感染拡大が続く、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。
症状に関しては、さまざまな例が報告されていて、中にはPCR(検査)で”陽性”と診断されても無症状のままの方もいます。
これがかなり厄介で、知らない間に感染を広げている可能性もあり、これが「不要不急の外出の自粛」の要因となっています。
味覚への影響
「体調に異変を感じたらすぐに検査をする」ということが重要になるのですが、新型コロナウイルスの症状で”味覚”への影響はあるのか?
これに関しては日本耳鼻咽喉科学会のホームページに結論が書いてありました。
新型コロナウイルスの軽い症状は一般的な「風邪」や「インフルエンザ」と変わらないと言われています。
その症状の中には「味覚」や「嗅覚」の低下も含まれていて、急に味や臭いを感じられなくなった場合は感染の疑いがあります。
ただ、特効薬がないという現状で味覚・嗅覚の異常という軽い症状であれば「自宅療養」で治る可能性があります。
感染の疑いがあると分かったら?
「味覚」「嗅覚」に異変を感じた場合
「すぐにでも病院で検査したい!」
という気持ちがありますが、感染の疑いがある状態で動き回ることは、感染を拡大させる恐れがあり大変危険です。
風邪のような軽い症状の場合は、まず電話で相談してその後の行動の指示を受けましょう。
各都道府県の相談窓口の電話番号は首相官邸のホームページに掲載されています。
感染予防
特効薬がない現在、徹底的な感染予防をするしか方法はありません。
水だけの手洗いでも、手についている菌は激減すると言われています。
アルコール消毒剤が準備できる場合は、自分の体だけでなく、身の回りの身につけていたものや、部屋のドアノブ、車の中などを頻繁に除菌するようにしましょう。
ウイルスの空間除菌として、次亜塩素酸水を超音波加湿器で散布する方法があります。「加湿」だけでもウイルス対策には有効と言われているので、導入しても良いと思います。
次亜塩素酸水を使った空間除菌については別の記事で詳しく紹介しています⬇︎
まとめ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の症状として「味覚」に影響はあるのか?
ということについてご紹介しました。
結論としては
●「味覚」や「嗅覚」の低下で味や匂いを感じにくくなる
●一般的な「風邪」や「インフルエンザ」の症状と似ている
●感染の疑いがあっても、まずは電話相談
となりました。
私もパティシエなので、「味覚」「嗅覚」の部分は敏感に感じる部分であるので、異変にはすぐに気づけるようにしたいと思います。
飲食業関係者としては感染の早期発見の1つの指標となります。感染拡大を防ぐためにも体調の変化には敏感に反応できるよう準備が必要となりそうです。
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