パティシエならではの技術に「飴細工」があります。
ただし、「パティシエになったら全員取得できる技術」というわけでもなく、中には飴細工を作れないパティシエもたくさんいます。
飴細工は一般向けの商品として売ることはほとんどないので、作れなくても特に困ることはないかな・・・
なのでもし、コンテスト等で入賞を目指しているパティシエならば、飴細工で実績のあるお店を選んだ方が良さそうです。
飴細工は独学できる?
私は、「コンテストに出たい!」という気持ちはありませんでしたが、
パティシエとして、飴細工の最低限の技術は取得しておきたいな。
と思っていました。しかし、周りに「飴細工」に取り組んでいるパティシエがおらず、ほとんど独学で勉強する環境でした。
◉道具を揃える
飴細工は、道具が揃わなければ練習することが難しい技術です。私もはじめに「飴ランプ」を購入しました。
当時の記憶では、2万円ぐらいの小さいランプでした。
今はネットでも道具を揃えることができます。飴細工に必要な器具は別の記事にまとめているので参考にしてみてください⬇︎
◉基礎を学ぶ
私は専門学校で基礎を学んでいたので、道具さえあればすぐに練習できる状態でした。
もし飴細工に全く取り組んだことのない方は、基礎から学びます。
ベタですが、やはり本は1冊持っておいた方が良いです。
もし本だけでイメージできない人はYouTubeで動画を探してみるのもアリです。
例えばこの方⬇︎
バラは飴細工の基本で、私も繰り返し練習しました。
初めのうちは、熱さに慣れながら「バラをひたすら作る」という繰り返しが上達への第1歩です。
◉作品を作ってみる
ある程度慣れてきたら、「ピエスモンテ」と呼ばれる作品を1つ作ります。
飴細工は本でも紹介されている「基礎」の技術の「応用」と「組み合わせ」で1つの作品を作ります。
コンテストの入賞作品を見て作ると複雑すぎて挫折してしまう可能性があるので、最初は「バラと葉っぱを組み合わせて花束を作る」というだけでも良いのかなと思います。
応用編の本もあるので、こちらも参考にしても良いと思います⬇︎
講習会には積極的に参加
パティシエとして働いていると、さまざまな「講習会」に参加する機会があります。
もし情報が得られない場合は、「日本洋菓子協会連合会」のホームページにも掲載されるので、こまめにチェックしておきましょう。
◉展示会への参加
展示会では、並行して「コンテスト」が開かれる場合もあります。
持ち込み作品を見るだけでも勉強になりますし、リアルタイムで作品を作るコンテストであれば、レベルの高い技術を間近で見ることができます。
九州であれば、毎年夏に熊本で開かれる「丸菱総合展」で見ることができます。
その他の地域でも「材料や機材」の展示会は開かれているので、調べてみると良いと思います。
まとめ
「飴細工は独学できるか?」「飴細工の勉強法」
をご紹介しました。
「基礎ができれば、あとは個人のアイディア次第」
なので、まずはバラを完璧に作れるようにするのを目標としましょう。
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