5月に入り、少しずつ感染者数の減少傾向のある「新型コロナウイルス(COVID-19)」
しかし、国民のそれぞれが様々な活動を「自粛」することでなんとか現状を維持している状態で、今後も油断はできない状況です。
新型コロナウイルスは「暑く」「湿度の高い」環境でも活動することが、分かっていて季節による終息は期待できないと言われています。
「自粛期間」をなんとか乗り越えてきた飲食業にとっては、夏に向けての対策も考えなければならないと思います。
ということで、この記事では
「飲食店の夏の新型コロナウイルス対策」
についてご紹介します。
1.基本的には今まで通り
手洗い・うがい・マスク着用・消毒の徹底等の基本的な対策は、今まで通り継続していく必要があります。
新型コロナウイルスの対策記事のまとめはこちらから⬇︎
◉夏用マスクの導入
暑くなると当然店内の温度、特に厨房内は高温になります。
マスク着用が前提となっている状況では、スタッフの体調に影響が出る可能性があります。
対策としては、「夏用の涼感マスク」の導入があります。
別の記事⬇︎でも紹介していますが、涼感マスクはほとんどが洗濯可能。
使い捨てのマスクでは汗ですぐにダメになってしまう可能性があり、1日に複数枚のマスクの使用が考えられるので、コスト削減のためにも布製の夏マスクの導入は必要になってきます。
2.エアコンに注意

夏には必須となる客席のエアコン。
エアコンの注意点としては、「換気機能」があるかどうか。ほとんどの場合、エアコンには換気機能がなく空気の入れ替えができません。
冷気を逃さないために、必然的に店内が「密」となってしまいます。
対策としては
●定期的な空気の入れ替え
●可能であればエアコンをやめ、扇風機で暑さをしのぐ
●空気清浄機の導入
ということが必要となります。
◉乾燥への対策
新型コロナウイルスに限らず、ウイルスは乾燥している方が活発に活動することが分かっています。
エアコンの使用は室内が乾燥しやすくなってしまうので、その対策も必要となります。
おすすめは「次亜塩素酸水」を加湿器に入れて使う、「空間除菌」。
加湿と除菌を同時にできるのがポイントです。
次亜塩素酸水を加湿器に入れて使う方法の関連記事はこちら⬇︎
飲食店におすすめの ”加湿機能付き空気清浄機” も別の記事で紹介しています⬇︎
3.食中毒への対策
暑くなると怖いのがやはり「食中毒」。
新型コロナウイルスによる「外出自粛」の対策として、「テイクアウト」や「デリバリー」を導入したお店は多いと思います。
今まで導入していなかったお店にとっては、当然初めての経験なので対策の漏れがないように注意が必要です。
例をあげると
●消費期限を早める
●生物のメニューをやめる
●配達範囲の縮小
●時間のかかる配達方法をやめる
など。夏を前に検討すべきことはたくさんあります。
「お客様の安全を守る」・「お店を守る」ためにも、夏を前に「食中毒の対策」をもう一度見直しましょう。
まとめ
飲食店にとっては厳しい状況が続きますが、なんとか工夫をして乗り越えるしかありません。
今まで通りの感染予防対策に加えて
●暑さへの対策
●空気の入れ替え方法
●食中毒の対策
は必須となります。
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