パティシエを目指す若者が気になってしまうキーワード「パティシエ 給料 安い」。
調べてみると、修行時代のパティシエの給料は平均で15万円〜20万円ぐらい
。ただ、私も地方で働いた経験がありますが、1年目、2年目までは10万円〜12万円という職場もあったので、地域差やお店によってもかなり幅がありそうです。
キャリアを積んで行っても年収500万円を超えるパティシエはごくわずか。20代の離職率が高い理由も分かります。
この記事では、安い給料の職場からどうにか脱却できないか考えてみた結果をご紹介します。
長時間労働は改善の兆し
パティシエをはじめ飲食業の若い世代はどうしても「修行」という位置付けになってしまいます。安い給料で技術を教わる立場、必要であれば仕事終わりに練習をするのが当たり前という世界です。
ただ近年は、ブラック企業が問題になっていたり、働き方改革の流れが飲食業界にも入ってきたことで、以前よりもパティシエの現場の労働時間は改善されています。
給料は変わらず?
労働時間は改善されている職場が増えていますが、給料に関してはあまり変わらない印象です。20代後半になっても1年目の給料とあまり変わらないことも多いです。
大きくキャリアアップするには
- お店の役職を任せられる
- ホテルのシェフパティシエや2番手として働く
- 独立して自分のお店をオープンする
などの選択肢がありますが、かなりの実力が必要となります。
パティシエのキャリアアップについてはこちらの記事にも詳しく書いています⬇︎
結局 若い内は修行
キャリアアップするには若い内に自分の時間を削って確かな技術を身につけておく必要があります。
労働時間が改善されても、結局は本人の努力が必要になるので、若い内はあくまでも「修行」というスタイルは変わらないのかな?と思います。
ケーキ屋からホテルへ
パティシエの中でもケーキ屋さんとホテルのパティシエでは労働環境に違いがあります。一般的にホテルの方が福利厚生や各種手当てがしっかりしています。
通勤手当や食事手当て、飴細工やマジパンなどの特殊な技術が認められば、技術手当て、役職に就けば役職手当てなど、個人経営のケーキ屋さんで働くよりも手取りの給料が多くなることがほとんどです。
ケーキ屋さんでパティシエとして修行を初めて、ホテルへ移籍する方は多いので、キャリアアップとしては最も現実的な方法と言えます。
転職サイトの利用
どうしても現在の職場で息詰まってしまった場合は転職サイトを利用する方法もあります。パティシエとして違う職場に転職はもちろんのこと、少し視野を広げて飲食業全体を選択肢に入れると可能性が広がります。
オススメの転職サイトは別の記事にまとめているので、参考にしてみてください。
副業をする
今や国が副業を促進する時代となりました。パティシエも例外ではなく、若い内から副業のベースを作っておくと、生活環境は大きく変わってきます。
独立開業の資金となる可能性もあるので、やっていて損はないです。ただ、副業と言っても種類はたくさんあって、人によって向き不向きがあります。
私もいくつか副業にチャレンジして、成果の出るものは継続して今も続けています。パソコンさえあれば、様々な副業をすることができるのでチャレンジしてみるのも良いと思います。
パティシエである私が試してみた副業や、料理人・パティシエにおすすめの副業をピックアップした記事はこちら⬇︎
まとめ
パティシエとして若いうちは、技術習得のための「修行」というのは、働き方改革が進んでも変わらない部分です。
パティシエとしての将来のために必要な時間でもあるので、未来への投資と考えた方が良いです。
ある程度キャリアを積んだ場合は、より高待遇のお店に移籍したり、ホテルに転職したりしてキャリアアップを狙います。
もし、行き詰まってしまった場合は飲食に特化した転職サイト等を利用して探す選択肢もあります。
私としては、時間を見つけて副業にチャレンジすることをオススメしています。
副業と言っても、パティシエとして働きながらできる副業はネットでの副業がほとんどです。
成果が出るまで時間がかかる副業もあるので、早めにチャレンジすることをオススメします。
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