パティシエならではのケーキの仕上げに ”ピストレ” という仕上げがあります。
チョコレートを霧状に吹き付けて、ケーキの表面をコーティングします。
私もパティシエとして働いていて
●高級感がある
●色のバリエーションが豊富
●どんな形でもコーティングできる
という特徴があり、よく使う仕上げです。
その吹き付けに使うのが「スプレーガン」というマシンなのですが、製菓用で検索すると、結構 ”高価” だったりします。
この記事では、ピストレに使える市販の「格安スプレーガン」をご紹介します。
※チョコレートモールドに使うエアブラシよりもかなり粗い仕上がりになります。
アサヒペン ペイントスプレーヤー
私が職場で使っているのが塗料メーカー「アサヒペン」さんの「ペイントスプレーヤー」というマシン。
ホームセンターでも購入できて、だいたい6000円前後で購入できます。
一応3万円ぐらいのマシンも使ったことがあるのですが、それほど大差なく使うことができています。
◉製菓用の安いマシン
製菓用として売られているマシンだとこちらが最安かと思われます。
Amazonでは12,000円ぐらいで購入できます。
チョコレートは何で伸ばす?
ピストレをする際には、チョコレートを伸ばして吹き付けやすくします。
私が今まで働いてきた職場では
・オリーブオイル
・サラダ油
・カカオバター
・製菓用ごま油
などを伸ばす材料として使っていました。
その中で、私が1番違和感なく使えたのが「製菓用ごま油」でした⬇︎
このあたりは好みにもよると思いますが、クセがなくチョコレートの香りを邪魔しないのでおすすめです。
まとめ
ピストレ用の格安マシンをご紹介しました。
・岩の表面みたい
・粉を吹き付けているみたい
な仕上がりにしたい場合に有効なピストレ。
基本的には塗料用のスプレーガンなので
「塗料用はちょっと・・・」と抵抗がある方は、”製菓用”と明記されている物を購入した方が良いと思います。
はじめまして!
突然の質問失礼致します。
チョコレートのピストレをやりたくて、アサヒペンのペイントスプレイヤーを購入してやってみたのですが、何度やっても霧状に出てこないのですが、何かコツはあるのでしょうか?
(ホワイトチョコレートにカカオバターを1対1で(100gずつ)まぜてやってみました。)
コメントありがとうございます。
霧状に出ない場合はオリーブオイルやサラダ油で伸ばしたりします。
温度が低すぎる場合も出にくい場合があるので気持ち温度は高めの方が良いかも知れません。
コメント失礼します!
製菓用ごま油で伸ばす時も
同割ですか?
着色したい場合はチョコレート用
着色料でいいんでしょうか?
割合は使うチョコレートによって変わるので最初は試しながらになるかと思います。着色料はチョコレート用で大丈夫です。また、着色料が入るとかたさが変わる場合があるので着色後にのばすのが良いかなと思います。