ルームシャンプーを徹底解説。使い方・メリット・デメリット・口コミ・評判。

介護用品の便利グッズを調べていて見つけた

「ROOM Shampoo ルームシャンプー」

という商品⬇︎

「服を着たまま 寝たまま シャンプー」というキーワードで広告されています。

画像を見たところ、「掃除機のような物で泡を吸い取っているのかな?」と思い、使い方を見てみると

「お湯(または水)ですすぎながら泡を吸い取る」

という仕組みみたいです。

「場所を選ばずに、座ったまま、寝たままシャンプーができる」ということで、介護以外の場面でも活躍しそうです。

そんなルームシャンプーを詳しく調べてまとめてみたいと思います。

ルームシャンプーの使い方

使い方については、分かりやすい動画で紹介されていたのでご紹介します⬇︎

●座ったまま使用する方法

【準備する物】
・本体
・掃除機
・洗髪用のお湯
・霧吹き
・タオル
・手を洗うお湯等
・シャンプー(泡立ち、泡切れのよい専用シャンプーがおすすめ)

簡単にまとめると、霧吹きで髪を濡らして洗髪→

ルームシャンプーですすぎながら泡を吸い取る

というとってもシンプルな流れです。

コツを掴むまでは少し水が垂れてしまうことがあるみたいですが、使い方自体はとっても簡単なのですぐに慣れそうです。

寝たまま・長い髪でも使える?

寝たまま洗う方法や長い髪の洗い方も紹介されていました。

●寝たまま洗う方法⬇︎

●長い髪の洗い方⬇︎

さらに専用のスポンジを使って身体も洗うことができるようです。

※ルームシャンプー公式サイトから引用

料金は?

便利なのは分かりましたが、気になるのは価格・料金です。

公式サイトでみると本体やブラシ、専用シャンプーのセットで

税込 50,820円 (2020年4月調べ)

とのことでした。

セット内容はこちら⬇︎

ルームシャンプー本体 / ヘッドブラシ(黒:標準) / ボディ用スポンジ / 専用シャンプー / 単三電池4本 (掃除機は含まない)

ルームシャンプー本体は乾電池で稼働するようです。

その他、個別でオプション品も販売しています。

●専用ヘッドブラシ(標準ソフトタイプ/ハードタイプ)
●ボディ用スポンジ
●ルームシャンプー専用 詰め替えシャンプー
●専用シャンプー (海洋深層水ベース)
●RS-クリアラーゼ(カラー剤を落としやすく、保湿もできる)

専用シャンプーは今のところ3種類あって、※フォームポンプボトル(泡で出るボトル)に入れて使用します。

詳しくは公式サイトで⬇︎

どこで購入できる?

購入できるサイトですが、1番信頼できるのはやはり公式サイトですが、大手ネット通販サイト Amazon・楽天市場・Yahooショッピング でも購入可能です。

調べたところ、公式サイトと同じお値段で販売されていました。

ただ、中には格安で販売している業者もいるようで、そのような販売サイトは「悪質な詐欺サイト」である可能性があるので、基本的には

「定価以下の価格は信頼しない」

と思っていた方が良さそうです。

どの掃除機を使えば良いの?

掃除機と組み合わせて使うのですが、どの掃除機でも良いのか?

公式サイトに答えが書いてあったので、引用します

一般的な手元コントロールスイッチの紙パック式キャニスター掃除機がおすすめです。コードレスのハンディタイプやバッテリー式は吸い込みが弱く基本的に使えません。”吸込み仕事率(W)”と呼ばれる吸引力の値が400W以上のものを推奨しております。(※消費電力のWとは異なります。)吸込み仕事率が低いと水が垂れやすくなり、すすぎから乾燥までの時間が長くなります。

ルームシャンプー公式サイトから引用

公式サイトで紹介されていた掃除機はこちら⬇︎

●Panasonic(パナソニック) MC-PB6A-A

●日立 CV-VP5

どちらも10,000円前後で購入可能のようです。

活躍する場所や仕事

私は介護用品を探していて見つけましたが、ルームシャンプーが活躍する場面は他にもあるみたいなので紹介します。

●自宅介護・訪問介護

まずは自宅介護・訪問介護。訪問介護の場合は専用のキャリーケースも販売されているので、そちらを利用すると持ち運びも便利です。こちら⬇︎

※画像クリックで公式ページへ

●介護・病院施設

施設の設備投資としては割と安価な部類なのかなと思います。

●理美容室

体勢を変えずにシャンプーできるので、車椅子のお客様や体勢を変えられないお客様を受け入れることができます。

訪問理美容

訪問の理美容では難しかったシャンプーもメニューに組み込むことができます。

ヘアカラー材を洗うこともできるので、仕事の幅は大きく広がります。

●お風呂嫌いのお子様

お風呂嫌いのお子様でも「髪だけは洗ってあげたい」という時に有効です。

●災害時・被災地

水と電気を確保できることが前提ですが、そこさえクリアできれば避難所等でもシャンプーをすることができます。

●怪我をしている時

怪我をしてお風呂に入れない・体勢を変えられないという場面でも使うことができます。

ペット・老犬介護

お風呂嫌いのペットはかなり多いのではないでしょうか?お風呂場に近づくことすら嫌がることも・・・

そんなペットのシャンプーでも活躍しそうです。

動けない老犬を洗ってあげることもできそうです。

メリット・デメリット

ルームシャンプーのメリットとデメリットをご紹介します。

◉メリット

●介護者も洗われる方も負担が少ない
●掃除機さえ使えれば、場所を選ばない
●使い方がシンプルで簡単
●施設・設備投資としては安価
●訪問理美容の仕事の幅が広がる
●水の節約をできる

◉デメリット

●掃除機が使える場所(電源)でしか使えない
●暖かいお湯を使っても気化熱で冷たく感じてしまう

デメリットに関しては調べてみても、考えてみてもほとんど見つかりませんでした。

「耳元で使うと音がうるさい」という意見もありましたが、耳栓を使ったり、耳を塞いだりして工夫するとそれほど気にならないのかなと思います。

口コミや評判

ネット上の口コミや評判を抜粋してまとめました。

◉良い口コミ

・訪問介護の入浴日にしか、洗髪をすることができなかったが、毎日洗うことができるようになった。寝ているだけでも汗をかいてしまう夏には助かる。

・1リットルの水と説明されていたが、実際にはもっと少ない水でも充分に洗髪できた。水の節約になりそう。

・付属のDVDやYouTubeの動画で使い方が紹介されていて、使い方が分かりやすい。

・要介護者の場所を移動せずに使えるので、介護の時間が圧倒的に短くなった。

良い口コミまとめ
介護経験者からの評判が良く、評価も高いです。
「介護が楽になった」「毎日頭を洗える」というのは、介護者・要介護者どちらにも嬉しいポイントですね!

◉悪い口コミ

・カラー材を落とすのには水が大量に必要。

・慣れるまでは水が垂れてしまう。

・掃除機を使うので音が気になる。

悪い口コミまとめ
使い方についてはシンプルなので、慣れれば問題なく使用できそうです。音も工夫すればなんとかなりそう・・・
カラー材については、使っているカラー材や毛量によっても変わってきそうです。この辺りは臨機応変に対応が必要となりそうです。

ルームシャンプーのまとめ

様々な場面や仕事で活躍する「ルームシャンプー」をご紹介しました。

水を必要としない「ドライシャンプー」もありますが、「ドライシャンプーではすっきりしない」という意見も多数聞かれていたので、実際に洗い流すことができる「ルームシャンプー」は救世主と言えます。

介護でのシャンプー・洗髪が負担に感じていた方・訪問介護や理美容の幅を広げたい方は「ルームシャンプー」を導入してみてはいかがでしょうか?

持ち運びや移動に関してのオプション品も販売されているので、公式サイトで要チェックです⬇︎

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